通勤の朝、ホームで電車を待っている時、並んでいたのになぜかドアが開く直前に割り込んできたり、先頭に並んでいるのに、なぜか先頭に割り込んできたりする人がいます。
「なんで?」とこちらは神経を疑いたくなります。でも平然と一番に乗り込み真っ先に席に座る姿は、本当に朝からムカっとして、気分が悪くなります。でも朝の通勤からそんなにメンタル削って疲れたくない!割り込まれたくらいで気分が悪くなる自分が悪いのか?思わずそう思ってしまいます。いや、そうじゃないですよね。

「一体、割り込む人の神経はどうなっているの?」
「なぜ平気でそんなことができるのか?」
あまりにも不思議で仕方がなかったので、今回は割り込む人の心理を考察してみました。
そして、割り込まれた時に、イライラせずに済む方法も考えてみましたので、ぜひ同じ体験をされた方は参考にしてみてください!
【実体験】びっくりした!呆れた割り込み乗車
私は通勤で電車を利用しています。朝はもちろん通勤ラッシュで混み合います。早めにホームについてほぼ先頭に並ぶことが多いです。けれでも、電車が到着する間近に先頭に並んでいる私の隣にいきなり並んでくる男性がいました。私の後ろには次の人が並んでいます。思わず後ろに列があるよって、振り返ってみせるのですが、その男性は全く意に介せずイヤホンを耳に突っ込んで仁王立ちです。最初に並んでいた私よりも、むしろ最初からいた感を出すくらいの威圧感を醸し出しています。もう、その時点で私はイラッとしました。まさか、一番乗りを狙っている?
予感は的中どころか、最悪でした。電車がホームに到着し、ドアが開いた途端、私と同じタイミングで電車に足を踏み入れたんですが、横に押されたんです。思わずよろけて席に座ろうとしたら、その席に背中でブロックして先に座ってしまったんです。もうびっくりで、他にも空いている席あるじゃん!なんだこの人!と思わず声が出そうになったのと、カッと頭が熱くなってしまいました。でもその人は、平然とむしろ「当然でしょ」的な態度で堂々と座っていました。
もう本当にこの日は気分が悪くて、なんで並んでいたのに割り込まれて、ど突かれて、席を横取りされなければいけないの!?と最初は怒りが収まらなかったけれど、そのうちなんでもっと冷静にそういう人がいたら最初に乗るのを諦めなかったんだろうと逆に落ち込んでしまいました。
この体験は、朝の通勤でど突かれはしなかったけど、同じようなことが今まで4回ありました。2回は若い男性。1回は若い女性。1回は中年男性。性別年齢問わず、これは一定数そういう人がいるのか?と自分なりに感じました。
なぜ平気で割り込む?その驚きの心理とは
並んでいる人からすると「あり得ない」と感じる行動も、割り込む側の頭の中ではその人なりの思考が展開されているのです。その心理を3つのタイプに分類してみました。

「自分さえ良ければいい」超・個人主義タイプ
このタイプにとって、公共の場は「早いもの勝ちの戦場」です。彼らの視界には、自分が行きたい場所(電車の座席)しか映っておらず、ならんでいる他人は「背景」や「障害物」程度にしか認識されていません。

「空いているスペースがあるから入っただけ」
「並んでいる認識がない」境界線フワフワ型
悪気がない分、ある意味で最も厄介なのがこのタイプです。駅のホームは混雑しており、列の最後尾がどこなのか、どこまでが「並んでいる範囲」なのかが曖昧なことがあります。彼らはその曖昧さを都合よく解釈し、悪気なくスッと入り込みます。
注意力が散漫で、場の空気を読むのが苦手。自分が割り込んでいるという自覚すらありません。

「おっ、空いてるじゃん。ここらへんで待っとけばいいかな。」
「急いでいるからの正当化」マイルール型
「今日は大事な会議がある」「遅刻しそう」といった個人的な事情をマナーを破る免罪符にしているタイプです。「自分は今、特別な状況にいるんだから、1人くらい割り込んでも許されるはずだ」という、根拠のない甘えをもっています。
自分の事情は「悲劇」として捉えますが、列に並んで待っている人たちの事情(みんなそれぞれ急いでいること)なんて、想像できません。

「自分は今、大変なんだ。みんな多めに見てくれるはず。」
【衝撃の共通点】あなたの「怒り」に1ミリも気づいていない
これらの人に共通しているのは、「彼らはあなたが不快な思いをしていることに全く気付いていない」という衝撃の事実です。
イライラする自分が小さいの?
私たちが「後ろめたくないのかな?」「どういう神経しているの?」と神経を削っている一方で、彼らは平然とした顔でスマホを眺めたり、座席でひと息ついたりしています。
あなたのムカッとするエネルギーが、相手には届かず、自分だけがすり減ってしまう。これが一番精神的にくるポイントではないでしょうか。
考察してわかったのは、割り込んでくる人は「想像力が著しく欠如している」か「精神的に余裕がない」のどちらかということです。
そう考えると、まともに怒るのが少し馬鹿らしくなってきませんか?
彼らは「ルールを守ってスマートに振る舞う」という、大人としてのスキルを持っていないのです。「自分はあんな風に他人の気分を害してまで得をしようとは思わない、スマートな大人」そう思って、相手を「残念な人」と心の圏外へ追い出してしまいましょう。
割り込みをさせない「物理的対策」
割り込む人は、無意識に「入り込みやすい場所」を探しています。逆に言えば、少しの意識で「割り込みターゲット」から外れることができるかもしれません。
隙を作らない「立ち位置」と「足元」
割り込みが発生する最大の原因は、前との間に空いた「小さなスペース」です。
👉足元の詰め方 電車が近づいてきたら、スマホから視線を外して足元に集中しましょう。一歩前に詰めるタイミングで遅れると、そのわずかな隙間にスッと入り込まれます。「私は列の動きに合わせて動いています」という姿勢を足元で見せることが重要です。
👉スマホとの距離 スマホに没頭して下を向いていると、周囲への注意力が散漫に見え、ターゲットにされやすくなります。駅のアナウンスや電車の接近に合わせて、スマホを一度ポケットにしまうか、顔を上げて周囲を確認する動作を入れるだけで、防御力が上がります。
「並んでます」オーラを全開にする
割り込む人は、「注意してこなさそうだな」「気づいてなさそうだな」という相手を直感的に選んでいます。
👉視線の配り方 伏し目がちにならず、視線を水平、あるいは少し斜め前に向けましょう。ドアが開く位置をしっかり見据え、「私はここから乗ります」という意思を視線で示します。
👉列の動きへの反応速度 列が動きだした瞬間に、迷いなくスッと動くこと。この「反応の速さ」が、「この人は隙がない」という無言のプレッシャーになります。
カバンを使って「パーソナルスペース」を確保
物理的な障害物を作るのが、最も直接的で効果的な方法です。
👉カバンを体の前に持つ 列の前の隙間をリュックを前に背負ったり、トートバックを体の前側に保持したりすることで、自分の前方のスペースを物理的に占有できます。
👉ひじを少し張るイメージ カバンを抱えることで、自分の横幅を少しだけ広く保つことができます。これにより、横からの無理やりな割り込みにたいして「物理的な壁」を作ることができます。
大切なのは感情的ならずに、「私はルール通りにならんでおり、隙はありません」という空気感をスマートにまとうことです。これらの対策を組み合わせることで、「なぜいつも自分の前に入られるのか」というストレスを減らすことができるかもしれません。どれかひとつでも試してみて下さいね。
それでも割り込まれた時の「メンタル防衛術」
物理的な対策をしていても、どうしても防げない「強引な割り込み」は発生します。そんな時、怒りに任せて朝の貴重なエネルギーを浪費してしまうのは本当にもったいないことです。ここでは、理不尽な状況に直面しても「自分の心だけは守り抜く」ためのメンタル防衛術を解説します。
「かわいそうな人」と思う訓練をする
割り込まれた瞬間に湧き上がる「むかっ!」とう感情を、「哀れみ」にスッと変換してみましょう。

「この人は、一番乗りするためにプライドやマナーを捨てなきゃいけないほど、人生を追い詰められているだぁ」
ちょっと一段高いところから見下ろす気持ちで、「かわいそうな人だな」と思うのです。相手も自分と同じ土俵にいる人間と思うと腹が立つのです。「言葉の通じない、困った生き物」だと割り切ることで、怒りのボルテージを下げることができます。
環境を戦略的に変える
もし、いつも同じ場所で、特定の「常習犯」に割り込まれるのであれば、戦うよりも「逃げるが勝ち」です。
👉車両を変える 会談やエスカレーター付近の車両は、急いでいる人が多い傾向にあります。車両を1、2両ずらしてみると、客層がガラリと変わることがあるので、平和的並んで待つことができます。
👉時間を数分ずらす 5分早く家をです、あるいは1本後の電車にする。その「数分の差」で、ストレスの元凶である人物と二度と会わずに済むなら、それは非常にコスパの良い方法だと言えます。
相手を変えることはほぼ不可能ですが、自分の環境は変えることができます。「自分で平和を選びとった」という感覚が、自己肯定感を高めてくれます。
まとめ あなたの「誠実さ」は、損じゃない
通勤は毎日のことです。たった一人のマナーの悪い人のために、自分の大切なあ1日のスタートを台無しにされる必要はありません。物理的にガードし、それでもダメなら心でスルーする。
今回ご紹介した内容を振り返ってみましょう。
👉相手の心理を知る 相手は「想像力が欠けている」か「余裕がない」だけ。まともに相手にするだけ時間の無駄です。
👉物理的にガードする スマホに没頭せず、足元を詰め、カバンを前にもつ。これだけでターゲットにされる確率は下がります。
👉メンタルを切り替える 上から見下ろす気持ちで「かわいそうな人」と思う、車両をかえたりして、自分の心に「侵入」させないように工夫する
たとえ、誰かが横入りして席を確保したとしても、その代わりにその人は「周囲からの信頼」や「大人としての品格」を失っています。「マナーを守る私の方が、人間として格上である!」という静かな自信をもって、明日からも爽快な気持ちでホームに立ちましょう。


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