「カリスマ添乗員」として知られる平田進也さんのバスツアーは、発売と同時に即完売する超人気ツアーです。個人で年間8億円を売り上げ、ファンクラブ会員数は2万人超、リピート率はなんと9割。シニア世代を中心に「平田さんにまた会いたい」と何度もツアーに参加する方が後を絶ちません。
「なぜそこまで人気なの?」「ツアーの中身は?料金はいくら?」「普通の添乗員と何が違うの?」――そんな疑問を持って調べ始めたのが、この記事を書いたきっかけでした。
子育てに追われる毎日で、正直「旅行なんて当分無理だなぁ」って思っていた私ですが、平田さんのツアーのことを知って、「いつかお義母さんを連れて行ってあげたいな」と思うようになりました。シニア世代のお父さんやお母さんへの親孝行を考えている方にも、きっと参考になるはずです。
この記事では、主婦の私が徹底的に調べた平田進也さんの人気の秘密、ツアーの中身、気になる料金、そしてあの驚異的な営業力の裏側まで、たっぷりご紹介していきます。
平田進也とは?「ナニワのカリスマ添乗員」の経歴とプロフィール
平田進也さん プロフィール 日本旅行一筋45年超、京都外国語大学から添乗員の道へ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| お名前 | 平田 進也(ひらた しんや) |
| 生年月日 | 1957年5月31日(ふたご座) |
| 出身地 | 奈良県吉野郡大淀町 |
| 血液型 | AB型 |
| 最終学歴 | 京都外国語大学 卒業 |
| 出身高校 | 奈良県立五條高等学校 |
| 入社年 | 1980年(株式会社日本旅行) |
| 現在の役職 | 日本旅行 西日本営業本部 担当部長 兼 添乗員/「おもしろ旅企画 ヒラタ屋」代表 |
| 兼任 | 西日本ジェイアールバス 貸切営業部長 |
| 異名 | ナニワ(浪花)のカリスマ添乗員 |
| ファンクラブ | 「進子ちゃんクラブ」会員数 2万人超 |
| テレビ出演 | 累計 700回以上 |
| 年間売上 | 個人で最大 約8億円(業界ダントツ) |
| 観光大使等 | 全国13か所(島根県・大分県日田・京都府ほか) |

ファンクラブ会員2万人って、ちょっとアイドル並みですよね。調べれば調べるほど「普通の添乗員さん」の枠をはるかに超えた方だということがわかります!
現在の肩書きは、日本旅行西日本営業本部の担当部長兼添乗員。普通、部長職になったら現場には出なくなるものですが、平田さんは今もツアーの企画から添乗まで一貫してご自身で担当されているんです。これって旅行業界では本当に異例のことなんだそう。さらに西日本ジェイアールバスの貸切営業部長も兼任されていて、2018年にはバスの新ブランド「めぐりしあ」を立ち上げられました。
ちなみに「ナニワのカリスマ添乗員」という異名で知られていますが、実は生まれも育ちも現在のお住まいも奈良県。ご本人も「浪花ちゃうねん、奈良やねん」というツッコミどころが、なんとも人間味があって素敵ですよね。
テレビ出演700回以上──「ガイアの夜明け」「探偵!ナイトスクープ」にも登場
平田さんのすごいところは、現役の会社員でありながら、テレビ出演がなんと700回以上という点です。「ガイアの夜明け」(テレビ東京)では「斬新 旅プランで客を呼べ~リピーター生む仕掛け人の技~」として特集され、NHKの「ディープピープル」、朝日放送の「探偵!ナイトスクープ」、TBSの「ジョブチューン」、フジテレビの「笑っていいとも!」「梅沢富美男のズバッと聞きます!」、さらには「マツコの知らない世界」にも出演されています。
大学時代から芸能関連のテレビに出演されていた方で、あの「ラブアタック!」の「みじめアタッカー」として半ばレギュラー出場していたそう。当時一緒に出演していた百田尚樹さんとは今も長い親交があるんだとか。添乗員さんのイメージを完全に超えていますよね。
会員2万人超のファンクラブ「進子ちゃんクラブ」とは
そして何より驚いたのが、大手旅行会社の現役社員として日本初となる、会社公認のファンクラブを持っているということ。その名も「進子ちゃんクラブ」。会員数はなんと2万人を超えています。
旅行会社の社員が個人のファンクラブを持つなんて、考えたこともなかったです。でも、これこそが平田さんの人気を物語るいちばんの証拠ですよね。会員の方たちにとって平田さんは「添乗員」というよりも「一緒に旅をする仲間」「会いたい人」なんだと思います。
なぜシニア世代から絶大な支持?平田進也が愛される3つの理由
テレビで見ていると「おもしろい人だな~」で終わりがちなんですが、実際に平田さんのことを深く調べていくと、シニア世代の心をつかんで離さない、もっと本質的な理由が見えてきました。
「お客さんファースト」──言われる前に動く究極のホスピタリティ
フジテレビ「梅沢富美男のズバッと聞きます!」で密着取材された平田さんのツアーでは、こんなエピソードが紹介されていました。真夏の集合場所で、他社のツアー客がバスの外で汗だくになって待っている中、平田さんのお客さんたちは全員すでにバスの中。「こんなところで待っててもらっても暑いからね。今日は30度以上やから」と、お客さんが言う前に先回りして配慮されているんです。
平田さんご自身は致知出版社のインタビューでこうおっしゃっています。「お客様の心に寄り添い、癒やして差し上げる。お客様の心を感じ、言われる前に形にしていくことが接客業において一番大切だと思います」。新人時代にお客様からもらった「決して、こなすような仕事をしてはいけないよ」という言葉を、40年以上経った今も胸に刻んでおられるそう。
主婦目線で言わせてもらうと、この「言われる前にやってくれる」って、日常生活で一番うれしいことじゃないですか? 夫にもこの精神を見習ってほしいなぁなんて、つい思ってしまいました(笑)。
旅先で生まれる”家族のような絆”──20年来の親友になるツアー仲間
平田さんのツアーがシニア層に支持されている最大の理由は、実は旅行の中身そのものだけではなく、「人とのつながり」にあるようです。
フジテレビの密着取材によると、平田さんのツアーで知り合って20年来の親友になったという80代の方もいるそうです。参加者同士がみんな顔見知りになり、まるで家族のような関係が育まれていくとのこと。観光業に詳しい上野颯さんのレポートによれば、ツアー中あちこちでLINE交換が行われ、ツアーで知り合った人同士が同じ部屋に宿泊する仲にまでなることもあるんだとか。
平田さんご自身も「自分たちのツアーを通して”心の居場所”をつくることができたら嬉しい」とおっしゃっています。定年退職後に人間関係が薄くなってしまったり、配偶者を亡くして孤独を感じたりしているシニアの方にとって、「ここに行けばみんなが待っている」という場所があることは、どれほど心強いでしょう。
90歳になった常連さんが「みんなに迷惑をかけたくない」とツアー参加を遠慮されたとき、平田さんは「それなら、ツアーでなくてもいい。みんなで美味しいものを食べに行こうよ!」とプライベートで食事会を企画されたそうです。このエピソードには、思わず泣きそうになりました。
「花より命や」──高齢者に寄り添う細やかな声かけと気配り
兵庫県多可町への日帰りツアーに密着した番組では、ラベンダー畑に向かう坂道で「もうここでええわ」と上るのをやめるお客さんに、平田さんが「無理したらあきません」「花より命や」「ゆっくり降りてください」と優しく声をかける場面が映し出されていました。
そして、畑まで行けなかったお客さんのために、平田さん自身がひとりで700本ものラベンダーを摘み、お土産として全員分を確保。このさりげない気配りが、シニア世代の方の心に深く刺さるのだと思います。
私も普段から、義理の両親を連れてのお出かけでは「大丈夫かな」「疲れてないかな」と気を遣うことが多いので、こんな風に自然体で気配りしてくれる添乗員さんがいたら、家族としてもどれだけ安心かと思います。
リピート率9割!平田進也ツアーの中身を徹底解剖
さて、ここからは気になるツアーの具体的な中身についてご紹介します。なぜリピート率9割という驚異的な数字が出るのか、その秘密はツアーの”設計思想”にありました。
企画から添乗まで一人で担当する”業界異例”のスタイル
通常の旅行会社では、ツアーの企画をする人と添乗する人は別々です。でも平田さんは、旅先の下見から企画立案、パンフレット制作、そして当日の添乗まで、すべて自分ひとりで行います。
だからこそ、「この場所の何が面白いのか」「お客さんが本当に喜ぶのはどこか」を隅々まで把握しているし、当日に予定を臨機応変に変更することもできる。台湾ツアーに参加した方のレポートでは、「初めて台湾に来る人が多かったので、その場で行き先を変更してくれた。こういう融通がきくのも平田さんのツアーならでは」と書かれていました。
「本物志向」がシニアに刺さる──隠岐ガニ・間人ガニなど幻のグルメを厳選
平田さんのツアーのもう一つの特徴は、食事へのこだわりが半端じゃないこと。島根県隠岐の島で幻の隠岐ガニや超特大黒アワビを味わうツアーは7年以上続く人気シリーズですし、京都の間人(たいざ)ガニを食べるツアーも毎回話題になっています。
番組の密着では、兵庫県多可町の1日1万6,000本売れるという有名な巻き寿司を、行列に並ぶことなく食べられるよう、あらかじめ人数分をレストランに予約してくれていました。「シニアの方に行列で待たせない」という配慮。こういう積み重ねが信頼につながるんですよね。
ヒラタ屋のツアーは相場の2倍前後と決して安くはないそうですが、平田さんいわく「格安ツアーを否定するつもりはないけれど、過剰な価格競争には未来がない」とのこと。安さではなく「本物の体験」で勝負するこのスタンスが、目の肥えたシニア世代に支持されている理由なんだと思います。
介護福祉士同伴の「快GOツアー」──車いすでも旅を諦めない仕組み
平田さんのツアーの中で、私が一番感動したのが「快GOツアー」です。きっかけは、長年のお客様だった川瀬さんという女性。ご主人が脳梗塞で半身不随になられた後も「車いすでも行ける旅行はありますか」と相談されたことから、介護福祉士を同伴する究極の介護旅行を企画されました。
日頃24時間体制で介護をしている川瀬さんに代わって、スタッフがご主人の車いすを押し、お風呂にも入れてさしあげたそうです。川瀬さんは「こんなに嬉しいことはない」と涙ながらに感謝されたとのこと。
この取り組みがテレビで紹介されると、全国から「うちのお父さんも助けてほしい」「もう時間がないんです」という問い合わせが殺到したそうです。93歳の方が娘さんとトラベルヘルパーと一緒に淡路島のバスツアーに参加し、淡路牛の焼肉を「おいしいおいしい!」と満面の笑みで頬張るレポートを読んだときは、パソコンの前で涙が出ました。
SNSで集合写真を共有──旅の後も仲間とつながる工夫
平田さんが大事にしていることのひとつが、ツアーの集合写真をSNSにアップすること。「ご主人が亡くなって、ひとりで生活している方がいっぱい来られます。僕らの場合は、それが仲間になっていくんですよ」と平田さん。旅行が終わった後もSNSを通じて連絡を取り合い、次の旅の約束ができるようにという配慮です。
今の時代、SNSは若者だけのものじゃないですよね。シニア世代にとっても、写真を見返しながら「楽しかったね」「また行こうね」とやり取りすることが、日々の張り合いになっているんだと思います。
平田進也ツアーの料金はいくら?気になる価格帯を紹介
「そんなに素敵なツアーなら、お値段もすごいんじゃ……」と心配になりますよね。主婦としてはここが一番気になるところです。実際の料金を調べてみました。
日帰りバスツアーは1万〜2万円台が中心
日帰りのバスツアーは、内容によりますが1万円から2万円前後が中心価格帯のようです。過去のツアーでは、食事やお土産付きで1万8,000円というものもありました。バスでの移動中ずっと平田さんの爆笑トークが楽しめて、食事も「本物」にこだわったものが出てくることを考えると、主婦的にはコスパは悪くないと感じます。
1泊2日のプランで約4万円──地方創生コラボも多数
1泊2日のツアーは、おひとり様あたり約4万円というのが一つの目安です。2025年に募集されていた島根県の松江・雲南・奥出雲をめぐるツアーも、旅行代金は4万円(大人・子ども同額)で、貸切バス、食事代、入場料、宿泊費、添乗員同行のすべてが含まれていました。平田さんは全国13か所の観光大使やアドバイザーを務めていて、各自治体から直接「ツアーを組んでほしい」と依頼が来るそうです。地方創生と旅の楽しさが一体になったツアーが多いのも特徴です。
本物の味を堪能する隠岐の島ツアーは6万2,000円──それでも7年連続で即完売
もっとも高価格帯のツアーとして知られるのが、島根県隠岐の島で幻の隠岐ガニや超特大黒アワビを食べるツアーで、お値段はなんと6万2,000円。「えっ!」と思いますよね。私も最初はびっくりしました。でもこのツアー、7年以上続く超人気シリーズで、発売するたびに即完売するんです。
梅沢富美男さんも番組で「平田さんに会いたいから、多少の詐欺(高額ツアー)にあっても平気だって」とツッコんでいましたが(笑)、参加者にとっては「平田さんと一緒だからこその特別な体験」に、十分見合う価値があるんですね。
平田さん個人で年間8億円を売り上げる驚異の営業力の秘密
さて、ここからがこの記事の核心部分です。なぜ一人のサラリーマンが年間8億円もの売り上げを叩き出せるのか。その秘密を探ってみました。
おもしろトーク&女装芸「平田進子」で宴会を爆笑に変える
平田さんのツアーといえば、なんといっても移動中の爆笑トーク。バスが出発するとマイクを握り、マシンガンのように話し始めるそうです。毎日新聞の記者が密着した際の記事によると、話題は旅先の情報からドラマの話、参加者のファッション、定年後の貯金の話まで何でもあり。3時間しゃべり倒しても飽きさせないその話術は「旅行業界のきみまろ」と評されるのも納得です。
さらに、宴会では女装した「平田進子」として登場し、会場を大爆笑の渦に巻き込みます。この変身芸がシニア女性に大人気で、「平田進子に会いたくてツアーに参加する」というファンもいるほどです。
「死んでお金は持っていけない。持って死ねるのは?」と平田さんが問いかけると、参加者全員が「いい思い出だけ!」と声を揃える。この見事なコール&レスポンスが自然にできる関係性こそが、平田ツアーの真骨頂です。
「行き先はどこでもええ」──”人”で売るリレーション型営業の極意
平田さんのツアー参加者に「なぜ参加するんですか?」と聞くと、返ってくる答えは「平田さんに会いたい」「仲間に会いたい」。行き先については「どこでもええ」「わしゃ、ついていく」「同じとこでも行くもんな」と、驚くほど気にされていないそうです。
ここに、平田さんの営業力の本質があると思います。普通の旅行ツアーは「どこに行くか」「何を食べるか」という”モノ”や”コト”で売りますよね。でも平田さんは「誰と行くか」「誰に会えるか」という”人”で売っている。これはもう、旅行業の枠を超えたコミュニティビジネスだと言えるかもしれません。
東洋経済オンラインでは、平田さんの会員数約2万2,000人のファンクラブを持ちながら年間8億円に迫る売り上げを個人で叩き出すスタイルを「自分のやりたいことを実現させながら会社もハッピーにするスーパーサラリーマン」と表現していました。組織の中で自分のブランドを確立するという意味では、すべての働く人にとってのお手本ですよね。
全国13か所の観光大使──自治体から直接ツアー依頼が来る信頼の構造
平田さんの影響力を象徴するのが、全国各地の観光大使・アドバイザーの肩書きです。島根県の遣島使、大分県日田の観光大使、徳島県鳴門の観光大使、鳥取県倉吉市の観光大使、京都府の文化観光大使など、なんと13か所もの自治体から委嘱を受けています。
これらの自治体から「うちの町にツアーを組んでほしい」と直接依頼が来るそうで、地方活性化の仕掛け人としても大きな役割を果たしています。平田さんがツアーを組めば、その地域に確実にお客さんが来る。この信頼の構造自体が、8億円の売り上げを支える大きな柱になっているわけです。
著書『出る杭も5億稼げば打たれない!』に凝縮されたセールス哲学
平田さんはこれまでに複数の本を出版されています。「出る杭も5億稼げば打たれない! カリスマ添乗員が教える売り上げ5倍戦術」(小学館、2003年)、「7億稼ぐ企画力 旅行業界のカリスマ」(小学館、2008年)、「カリスマ添乗員が教える 人を虜にする極意」(KADOKAWA、2015年)、「日本一のカリスマ添乗員のすべらない京都案内」(PHP研究所、2017年)、そして最新刊の「あの世に持っていけるのは『思い出』だけ」(サンマーク出版、2024年)。
タイトルの数字が5億→7億→8億と上がっていく過程そのものが、平田さんの成長の軌跡を表していて面白いですよね。特に最新刊のタイトルは、ツアー中のあのコール&レスポンス「持って死ねるのは?」「いい思い出だけ!」そのもの。平田さんの人生哲学が凝縮された一冊だと思います。
参加者の声まとめ──実際にツアーに行った方の口コミ
ここまで読んで「実際のところ、参加した人はどう感じているの?」と思いますよね。各所で見つけた参加者の声をまとめてみました。
**「バスの中から平田先生に楽しませてもらいました!最初から最後まで楽しめる最高のツアーでした!」というのは、eo光主催のバスツアーに参加された方の声。「平田さんのファンクラブに入りたいです。ストレス飛びました」**とおっしゃる方もいらっしゃいました。
食事面での満足度も高く、「個人でこのお店に食事に来ると、もっとお値段が上がる。それをバスで連れて行ってもらえて、楽しく、おいしいものが食べられて大満足」という声が印象的でした。お値段以上の満足感があるということですよね。
台湾ツアーに参加された方は、「食べまくって笑いまくって本当に楽しいツアーでした」「初対面の参加者の方同士もすぐに仲良くなった」とレポートされています。車中では早速平田さんのトークで「いきなりバスの中が笑いの渦に」なり、コンビニへの立ち寄りなど「平田さんならではのお気遣いがお客様の心をわしづかみに」と絶賛されていました。
93歳のおじいさまが娘さんと参加された淡路島ツアーでは、「もう帰るんかぁ!楽しいひと時ってあっという間やなぁ!」とまだまだ旅を楽しみたいご様子だったとか。帰りのバスでは景品付きのじゃんけん大会で大盛り上がり、終始満面の笑顔だったそうです。付き添ったトラベルヘルパーの方も「また一つ永遠に忘れられない”伝説の旅!”が増えた」と感動のコメントを残されていました。
どの口コミにも共通しているのは、「楽しかった」「また行きたい」「平田さんに会いたい」というキーワード。これがリピート率9割という数字の正体なんだと納得しました。
「おもしろ旅企画ヒラタ屋」の活動と今後の展望
2009年設立のヒラタ屋──ツアー・地域おこし・講演と広がる活動領域
平田さんは2009年に同僚の田村貴司さんとともに、日本旅行の社内プロジェクトチーム「おもしろ旅企画ヒラタ屋」を結成されました。ツアー企画だけでなく、地域おこしイベント、全国各地での講演会、そしてラジオ番組のパーソナリティーまで、その活動範囲はどんどん広がっています。
現在はラジオ大阪で「平田進也の耳からトラベル」(毎週土曜日12:30〜13:00)のパーソナリティーを務め、「旅に行かなくても行った気になる・行きたくなる」旅情報を発信中。ラジオ関西では「ヒラタ屋本舗!おもしろトラベル!!」、KBS京都では「こちらヒラタ屋京都本店」と、関西圏のラジオを中心に幅広く活躍されています。
コラボ商品の展開も面白くて、神戸屋の「カリスマスパン」11種類、エースコックの「ヒラタ屋ワンタンメン」、味覚糖の「旅行あめ」など、添乗員さん監修の食品が次々と発売されています。旅行業だけにとどまらないこの発信力が、平田さんのブランド力をさらに高めているんですね。
西日本JRバス貸切営業部長も兼任──新ブランド「めぐりしあ」の誕生
2018年には、西日本ジェイアールバスが平田さんを貸切営業部長として招聘し、新ブランド「めぐりしあ」を立ち上げました。「巡り」と「幸せ」をかけ合わせたこのネーミングも素敵ですよね。バスツアーの価値を根本から変えていこうという意気込みが伝わってきます。
「死んでお金は持っていけない。持っていけるのは”いい思い出”だけ」
平田さんの最新刊のタイトルにもなっているこの言葉は、ツアー中に何度も登場するフレーズです。お金を貯めることも大切だけれど、人生の最後に残るのは通帳の数字ではなく、誰かと笑い合った記憶、美味しいものを食べた喜び、「楽しかったね」と言い合える仲間の存在──。
67歳を超えた今も「体力が続く限り、やっていきたい」と話す平田さん。添乗員の枠を超えて、地方創生やインバウンドのアドバイザー、古民家再生、講演、執筆と精力的に活動を続けておられます。
まとめ──平田進也に学ぶ「また会いたい」と思わせるサービスの本質
ここまで調べてきて、私なりに感じた平田進也さんの魅力を一言でまとめるなら、「旅行を売っているのではなく、”居場所”と”思い出”を届けている人」ということです。
年間8億円という数字だけを見ると遠い世界の話に感じますが、その根っこにあるのは「目の前の人に喜んでもらいたい」というシンプルな思い。行列に並ばなくていいように先に予約してくれる。坂が辛そうなお客さんに「花より命や」と声をかける。畑に行けなかった人のためにひとりで700本のラベンダーを摘む。
特別な才能やテクニックの前に、まず相手のことを思いやる心がある。だからこそ、お客さんは「平田さんに会いたい」と何度でも足を運ぶのだと思います。
なかなか旅行に行く余裕がないけれど、母を平田さんのツアーに連れて行ってあげたいなと本気で思っています。「すごく楽しかったわ〜」と笑顔で帰ってくる姿を想像するだけで、なんだか幸せな気持ちになれそう。
「また会いたい」と思ってもらえる人になること。それは旅行業だけでなく、日々の人付き合いでも、家族の中でも大切なことですよね。平田さんの生き方から、私もたくさんのことを学ばせていただきました。
※この記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。ツアーの内容・料金・スケジュール等は変更になる場合がありますので、最新情報は日本旅行の公式サイトでご確認ください。



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