WanPod(ワンポッド)とは?買い物中の”犬どうする?”を解決する旭化成×イオンペットの新サービス

ライフハック

うちの子(チワワ)と一緒にお出かけして、ショッピングモールとかに行くと、毎回ぶつかるのが「買い物中、この子どうしよう?」問題です。特にこれからの暑い時期は車においていけないですよね。

レストランに入りたい。ちょっとだけ食料品を買いたい。でもペット同伴NGのお店ばかり。入口のリードフックに繋いでおくのは怖いし、夏は暑さも心配。結局「やっぱり帰ろうか…」となること、犬を飼っている方なら一度は経験があるんじゃないでしょうか。

そんな私の長年の悩みに応えてくれる、待ってました!なサービスが登場しました。旭化成ホームズとイオンペットが手を組んで生まれた 「WanPod(ワンポッド)」 です。

WanPod(ワンポッド)ってどんなサービス?

WanPodは、ひとことで言うと 「愛犬のためのスマートドッグハウスのシェアサービス」 です。商業施設や観光施設に設置された専用の個室に、お買い物やお食事の間だけ愛犬を預けることができます。

「犬小屋に預けるの?」と思うかもしれませんが、これがただの犬小屋とは全然違うんです。エアコン完備で夏も冬も快適。電子ロックで鍵はアプリから開閉するので、他の人に開けられる心配がありません。さらに見守りカメラとマイクが搭載されていて、スマホからリアルタイムで愛犬の様子を映像と音声で確認できます。

利用の流れもシンプルで、会員登録をしてアプリをダウンロードしたら、設置場所に行って予約・解錠するだけ。愛犬を入れたら、あとは安心して買い物へ。お迎えのときもアプリで解錠します。

正直、「こういうの、ずっと欲しかった!」と声に出してしまいました。

スマートドッグハウスが今までなかったのが不思議!?

犬を飼っている人が増えている一方で、犬連れで入れるお店はまだまだ限られています。一般社団法人ペットフード協会の調査によると、犬の飼育頭数は約682万頭、猫は約885万頭で、ペットの数は子どもの人口を上回っています。これだけ多くの人が犬と暮らしているのに、お出かけ先では「犬がいるから」と行動が制限される場面が本当に多いですよね。

スーパーにちょっと寄りたい、フードコートでご飯を食べたい、ちょっと服を見たい。そんな些細なことすら、犬連れだとハードルが上がります。

今まで、この問題にちゃんと向き合ってくれるサービスがなかったこと自体が不思議なくらいです。だからこそWanPodの登場は、愛犬家としてとにかく嬉しい。「やっと気づいてくれた!」という気持ちが正直なところです。

犬との外出って、楽しい反面いつもどこかに不安を抱えていました。WanPodがあれば「一緒に出かけて、安心して預けて、また一緒に帰る」が当たり前にできるようになるかもしれない。そう考えるだけで、おでかけの計画がワクワクに変わります。

なぜ「住宅メーカー」がこのサービスを作れたの?

WanPodを開発したのは、ヘーベルハウスでおなじみの旭化成ホームズです。「住宅メーカーがなぜ犬小屋を?」と最初は私も驚きましたが、話を聞くと「なるほど!」と納得しました。

旭化成ホームズは、2006年からペット共生型賃貸住宅「ヘーベルメゾン」を展開していて、20年間で管理戸数は2万戸を達成しています。つまり、ペットと人が一緒に暮らす住まいづくりのプロなんです。2026年4月には、ペット共生に関する商品・サービスを包括する新ブランド「PAWTNER(パウトナー)」も立ち上げました。

WanPodには、その住まいづくりのノウハウがしっかり詰まっています。住宅用の断熱材を使っているからしっかり温度を保てるし、獣医師と共同開発しているから愛犬の安全性も考え抜かれています。「住まいのプロが本気で作った犬のための空間」と言えば、この安心感が伝わるでしょうか。

イオンペットとタッグを組んだ理由

いくら良いサービスでも、使える場所がなければ意味がないですよね。そこで登場するのがイオンペットです。

イオンペットは、イオングループのペット専門企業で、ブランド名「ペテモ」のもとペット用品販売、約50の動物病院、グルーミングサロン、ペットホテル、しつけ教室まで展開しています。「動物と人間の幸せな共生社会の実現」という理念を掲げていて、WanPodの「愛犬とのおでかけをもっと自由に」というコンセプトと考え方がぴったり合ったそうです。

2024年10月からは、ペテモ幕張新都心店とペテモ越谷レイクタウンmori店の2店舗でWanPodの実証実験が行われました。旭化成ホームズの「住まいの技術」と、イオンペットの「ペットオーナーが集まる商業施設」という場。この2つが組み合わさったからこそ生まれたサービスなんですね。

WanPodの機能をくわしく紹介

実際にどんな機能があるのか、気になるポイントを整理してみました。

まず安全面について。電子ロックシステムが採用されていて、鍵の開閉はすべてアプリで行います。会員登録時には本人確認もあるので、知らない人に開けられる心配はありません。各種センサーと通知機能も備わっているので、万が一異変があればスマホに通知が届きます。

次に快適性。冷暖房が搭載されていて、一年中快適な温度が保たれます。2026年夏から導入予定の改良モデルでは、アプリからエアコンの温度設定を自分で調整できるようになります。さらに、リラックス効果が期待できる音楽再生機能も追加予定。留守番中のストレス軽減まで考えられていて、本当に至れり尽くせりです。

見守り機能もすごいです。カメラで映像をリアルタイムに確認できるのはもちろん、改良モデルではマイクが搭載されて音声も聞けるようになります。買い物中にスマホをチラッと見て「あ、おとなしくしてるな」と確認できるのは、飼い主にとって何よりの安心材料です。

もう一つ面白いのが、窓の透過率を変えられる液晶カーテン。外から見えるのが気になる子には不透明に、外の様子が見えたほうが落ち着く子には透明にと、愛犬の性格に合わせてアプリから切り替えられます。うちの子はビビりなので、不透明にしてあげたいなと思いました。

実証実験の結果がすごかった

2024年11月から約1年間、全国8施設で行われた実証実験の結果が公開されていますが、数字を見て驚きました。

顧客満足度は89%、リピート意向は91%。実際に使った飼い主さんの9割以上が「また使いたい」と答えています。そして何より安心なのが、実証期間中の事故件数がゼロ、清掃義務違反もゼロだったということ。利用中の犬の9割以上が落ち着いた状態で過ごしていたというデータもあります。

施設側にとっても良い効果が出ています。利用者の8割が「施設の滞在時間が長くなった」と回答していて、平均76分も滞在時間が増えたそうです。WanPod利用中の98%が買い物などの消費活動をしていて、平均消費額は9,239円。さらに約4人に1人が「WanPodがなかったら施設を離れていた」と答えています。

これは愛犬家として実感がありますね。愛犬の預け場所さえあれば、もっとゆっくり買い物も食事もできるのにと、いつも思っていたので。

どこで使えるの?今後の展開は?

現在WanPodが設置されている場所は、ジ アウトレット湘南平塚、御殿場プレミアム・アウトレット、三井アウトレットパーク 滋賀竜王などの商業施設です。

そして2026年夏からは、関東エリアの商業施設・観光施設に30台の改良モデルが新たに導入される予定です。設置場所は東京都内から2時間圏内の施設で、実証期間は1年間。料金は1分30円(最大90分)で、初回は慣らし利用として30分無料で体験できます。対象は中・小型犬の飼い主さんです。

まだ全国どこにでもあるという段階ではありませんが、実証実験の結果がこれだけ良いので、今後さらに設置場所が広がっていくことを期待しています。「うちの近くのイオンモールにも置いてほしい!」というのが正直な気持ちです。

旭化成の「PAWTNER」ブランドが描くペット共生の未来

WanPodは単発のサービスではなく、旭化成ホームズが2026年4月に立ち上げた新ブランド「PAWTNER(パウトナー)」の一部です。PAWTNERという名前はPAW(肉球)とPARTNER(パートナー)を掛け合わせた造語で、人とペットが対等なパートナーであるという想いが込められています。

PAWTNERブランドのもとには、ペット共生型賃貸住宅、戸建住宅のペット専用仕様、ペットサポート保険、そしてWanPodが含まれています。つまり、家の中から外出先まで、ペットと暮らす生活をまるごとサポートするエコシステムを目指しているんですね。

保護犬猫の譲渡会の主催や、麻布大学への寄附講座設置、ペット防災イベントの開催なども行っていて、「住まいを起点にペットと人が安心して暮らせる社会」を本気で作ろうとしている姿勢が伝わってきます。

ペット市場は2024年度で約1兆9,108億円と拡大を続けています。住宅メーカーと小売大手がタッグを組んで「住」と「商」の両面からペット共生社会に取り組むこの動き、今後がとても楽しみです。

まとめ:「ちょっと待っててね」が安心に変わる時代へ

犬と暮らしていると、「一緒にお出かけしたい」と「でも連れていくと大変」の間で揺れることが日常茶飯事です。WanPodは、そんな私たち飼い主のモヤモヤに正面から向き合ってくれるサービスだと感じました。

エアコン付き・電子ロック・見守りカメラにマイク。おまけにリラックス音楽まで流れる愛犬専用の個室が、お出かけ先にある。今までありそうでなかったこのサービスが、ようやく形になったことが本当に嬉しいです。

2026年夏から関東エリアで30台に拡大されるとのこと。まだ使える場所は限られていますが、実証実験で満足度89%・リピート意向91%・事故ゼロという結果を出しているので、全国展開もそう遠くないはずです。

「犬がいるから行けない」が「犬と一緒だからもっと楽しい」に変わる日が、すぐそこまで来ているのかもしれません。お近くに設置されたら、ぜひ一度試してみてくださいね。

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