先日テレビを見ていたら、「キャッシュレス決済をやめて、ごはんのおかわり無料を復活させたお店」が紹介されていて、思わず手を止めて見入ってしまいました。それが、群馬・高崎発祥のステーキ&ハンバーグ専門店「GGC(ジージーシー)」さんです。
物価高で値上げのニュースばかりの今、あえて現金払いに戻すなんて、ちょっと逆を行っていますよね。「どうして?」と気になって、いろいろ調べてみました。今日はそのGGCさんについて、現金払いに戻した理由、人気の秘密、おすすめメニュー、そして28歳という若さでお店を率いる三代目社長・福島志緒(ふくしま しおん)さんのことまで、まるごとご紹介します。

「値上げ」じゃなくて「還元」のニュースって、嬉しい!
群馬・高崎で愛される「GGCハンバーグ」とは
GGCは、1975年(昭和50年)に高崎市で創業した、上州牛のステーキとハンバーグの専門店です。なんと今年で創業50周年を迎える、地元では知らない人がいないくらいの老舗なんですよ。
もともとは創業者のおじいさまが高崎駅の近くで「ドイツパブ」として開いたお店だったそう。そこからステーキ、そしてステーキの端材を使ったハンバーグへと広がって、今のスタイルになったというから面白いですよね。
現在は群馬県内で6店舗を展開しています。お店の場所をまとめてみました。
| 店舗名 | エリア | 営業時間 |
|---|---|---|
| GGC高崎本店 | 高崎市緑町 | 11:00〜22:00(L.O.21:30) |
| GGC前橋小相木店 | 前橋市小相木町 | 11:00〜22:00 |
| GGCキッチン(テイクアウト) | 高崎市中泉町 | 10:00〜21:00 |
| GGC草津温泉門店 | 吾妻郡草津町 | 11:00〜23:00 |
| GGC高崎倉賀野店 | 高崎市倉賀野町 | 11:00〜22:00 |
| ハッピーバーグ高崎中泉店 | 高崎市中泉町 | 11:00〜22:00 |
※2026年6月時点の情報です。営業時間や店舗は変わることがあるので、お出かけ前に公式サイトでご確認くださいね。

草津温泉にもあるんですね!温泉旅行のついでに上州牛が食べられるなんて、ちょっと得した気分。
GGCはなぜ現金払いに戻したのか?話題の理由を解説
さて、いちばん気になる「現金払いに戻した理由」です。調べてみると、ちゃんと納得できる背景がありました。
2025年9月、キャッシュレス決済を一部廃止
GGCでは2025年9月から、6店舗のうち5店舗で電子マネーやQRコード(二次元コード)決済をやめて、支払い方法を「現金」と「クレジットカード」のみに変更しました。キャッシュレスがすっかり当たり前になった今、あえて逆を行く決断です。
年間約600万円の手数料負担が決断の背景に
なぜそんな決断をしたのか。理由は、キャッシュレス決済にかかる「手数料」でした。社長によると、その手数料が全店舗で年間およそ600万円にものぼっていたそうです。600万円って…改めて数字にすると、本当に大きな負担ですよね。
削減分を還元「ライスおかわり無料」が復活
そしてここがGGCさんの素敵なところ。手数料として消えていた分を、お客さんへのサービスとして還元したんです。物価高で一度は有料になっていた「ライスおかわり無料」を見事に復活させ、しかもメニューの価格も据え置きにしたとのこと。
この取り組みはテレビ朝日「スーパーJチャンネル」や日テレNEWSでも紹介されて、話題になりました。社長は番組の中で「(廃止は)すごく怖かったけど、還元しようということで判断した」と語っています。お客さんからも「この物価高の中で無料はありがたい」と喜びの声が上がっているそうですよ。

手数料を減らした分をお客さんに返すって、言うのは簡単でも実行するのは勇気がいりますよね。「怖かったけど」という社長の本音、すごく人間味があって好きです。
GGCハンバーグの人気の秘密
50年も愛され続けるのには、やっぱり理由があります。調べていて「なるほど〜」と思った人気の秘密を3つ、ご紹介します。
| 人気の秘密 | ポイント |
|---|---|
| ① 上州牛の一頭買い | 群馬のブランド牛「上州牛」を一頭まるごと仕入れているこだわり |
| ② 手作りのセントラルキッチン | ソース・コーンポタージュ・ドレッシングまで自社で手作り。どの店舗でも同じ味 |
| ③ 自社の特殊熟成庫 | すべてのお肉を熟成させてから提供。大手も真似できない独自の設備 |
特に「ソースやドレッシングまで全部手作り」というのは、家庭で料理をする身としては本当にすごいと思います。一頭買いした上州牛を、自社の熟成庫でじっくり寝かせてから出す。手間ひまのかけ方が違いますよね。
そして、GGCさんの合言葉は「来た時よりも幸せに」。おじいさまからお父さま、そして今の社長へと受け継がれてきた理念だそうです。現金払いへの回帰も、この理念があってこそなのかもしれませんね。
GGCのおすすめ人気メニュー
ここからは、気になるメニューのご紹介です。
看板の「GGCハンバーグ」と「GGCミックス」
なんといっても看板は「GGCハンバーグ」。とろけるダブルチーズと、上州牛・上州麦豚を使ったジューシーなハンバーグが評判です。口コミでも「チーズがとろけて、アツアツの肉汁とからみあって絶品」「最後まで温かいまま食べられた」と高評価でした。
ハンバーグとステーキの両方を楽しみたい欲ばりさんには、「GGCミックス」がおすすめ。GGCハンバーグと上州牛ステーキの盛り合わせで、まさにいいとこ取りのメニューです。
上州牛のステーキメニュー
がっつり食べたい日には、上州牛のサーロインやヒレ、熟成牛のGGCステーキも。鉄板でアツアツのまま提供されるステーキは、特別な日のごちそうにもぴったりですね。
高崎で楽しむお得な平日ランチ
GGCさんは平日のランチタイム(おおむね11:00〜15:00)がとってもお得。お手頃価格でしっかりお肉が楽しめるので、高崎でのランチに利用する人も多いんです。テイクアウト専門の「GGCキッチン」では、ワンコイン(500円〜)のお弁当も用意されていて、お財布にやさしいのも嬉しいポイント。
なお、価格について大事なお知らせです。GGCさんは2026年6月1日に、牛肉価格の高騰を理由にメニュー価格の改定を行っています。ネット上には古い価格情報も残っているため、正確な値段は公式サイトや店頭でご確認くださいね。ちなみに、価格改定後も「ライスおかわり無料」は継続されるとのことです。

値段を上げざるを得ない事情があるなかでも、おかわり無料は続けてくれるなんて。家計を預かる主婦としては、こういうお店、応援したくなります!
28歳の三代目社長・福島志緒さんはどんな人?
今回いちばん「素敵だな」と思ったのが、三代目社長・福島志緒さんの歩みです。プロフィールを先にまとめておきますね。
| プロフィール | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 福島 志緒(ふくしま しおん) |
| 生まれ | 1997年・群馬県 |
| 役職 | 株式会社GGC 三代目 代表取締役(2024年8月就任) |
| 経歴 | 大手旅行代理店 → インドで不動産仲介 → 2020年GGC入社 |
| 会社規模 | 従業員 約130名・年商 約5億円 |
夢は冒険家、旅行代理店からインドへ
意外なことに、福島さんは子どもの頃「お店を継ごう」なんて全く思っていなかったそう。夢はなんと「冒険家」。世界中を旅してみたいという思いから、大学卒業後は大手旅行代理店に就職し、その後はインドで日本人向けの不動産仲介の仕事をしていたそうです。
コロナ禍で帰国、「中途半端ならいらない」からの再出発
転機は2020年のコロナ禍。ビザ取得のために一時帰国していたところ、世界がロックダウンになり、インドに戻れなくなってしまったのです。そのままGGCに入社することになったのですが、当初は継ぐ気がなく、周囲から「そんな中途半端な気持ちならいらない」と言われ、ショックを受けたのだとか。でも、その言葉をきっかけに本気で仕事に向き合うようになったそうです。
広告費ゼロのワンコインランチで月商1000万円
福島さんが任されたのが、テイクアウト専門店「GGCキッチン」の立ち上げ。広告費を「1円もかけない」と決めて、苦労の末にたどり着いたのが、平日ランチ限定の500円「ワンコインランチ」でした。これが大当たり。近隣の会社からの注文がどんどん増えて、ついには月商1000万円を達成したというから驚きです。
目指すは「創業100年企業」
その実績が認められ、2024年8月に28歳で社長に就任。インドで学んだ「ポッシブル(できる、やってみよう)」という前向きな精神を大切に、レシピのマニュアル化や新しい事業にも挑戦中だそうです。目指すのは「創業100年企業」。50周年の今、次の50年を見据えているなんて、本当に頼もしいですね。

「中途半端ならいらない」と言われたところから、自分の力でお店を立て直すなんてすごい!
GGC高崎の店舗・アクセス情報
最後に、代表的な高崎本店の基本情報をまとめておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | GGC高崎本店 |
| 住所 | 群馬県高崎市緑町1-28-2 |
| 電話 | 027-362-8887 |
| 営業時間 | 11:00〜22:00(L.O.21:30) |
| 定休日 | 年中無休(年末年始を除く) |
| アクセス | JR高崎駅から車で約15分 |
| 支払い方法 | 現金・クレジットカード |
群馬県内には高崎・前橋・草津温泉などに店舗があるので、お近くのお店を探してみてくださいね。
まとめ:キャッシュレスよりも「お客様への還元」
今回、GGCさんについて調べてみて感じたのは、「現金払いに戻す」という一見逆を行く判断が、実は「お客さんに少しでも還元したい」という一貫した思いから来ているということでした。手数料を削って、ごはんのおかわり無料を復活させる。値上げの波のなかでも価格を据え置く努力をする。その根っこには、創業から受け継がれる「来た時よりも幸せに」という理念があるんですね。
群馬にお出かけの際は、ぜひ一度GGCさんの上州牛ハンバーグを味わってみてください。最新のメニューや営業情報は、公式サイト(happyisland.jp)でチェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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