【カンブリア宮殿】旭化成「ベンベルグ」とは?ユニクロ エアリズムを支える素材の特徴

ライフハック

2026年9月3日放送のカンブリア宮殿で、宮崎発の大企業「旭化成」が特集されます。サランラップやジップロックでおなじみの会社ですが、実はユニクロの人気インナー「エアリズム」の一部にも、旭化成が世界でただ一社だけ作っている素材「ベンベルグ」が使われているんです。この記事では、ベンベルグとは何か、キュプラとの違いや特徴、エアリズムでの役割、世界で日本だけが作る理由、そして番組に出演する工藤幸四郎社長のプロフィールまで、公式情報をもとにわかりやすくまとめました。

ちわわん
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毎日使うサランラップの会社が、まさか着心地のいいインナーの素材まで作っていたなんて…。調べていて「へえ!」の連続でした。番組を見る前に読んでおくと、何倍も楽しめますよ。

ベンベルグとは?旭化成が世界で唯一つくる素材

結論からお伝えすると、ベンベルグ(Bemberg®)は旭化成が作っている繊維の「ブランド名」で、素材そのものの一般名は「キュプラ」といいます。しかもこのベンベルグ、世界中で旭化成の宮崎県延岡市の工場だけが作っている、とても希少な素材なんです。操業開始はなんと1931年。90年以上つくり続けられている、旭化成のロングセラー素材です。

絹のようななめらかな肌触りと上品な光沢が特徴で、スーツの裏地や高級インナーなどに使われています。名前を聞いたことがなくても、実はあなたのクローゼットの中に、ベンベルグを使った服がすでにあるかもしれません。

ちわわん
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スーツの裏地の内側に「ベンベルグ」ってタグが付いていることがあるんです。今度お手持ちのジャケット、裏地を見てみてくださいね。

ベンベルグとキュプラの違い

「ベンベルグ」と「キュプラ」、どちらも聞くと混乱しますが、関係はシンプルです。表に整理しました。

呼び方意味
キュプラ素材そのものの一般的な名前(銅アンモニアレーヨンの一種)
ベンベルグ®そのキュプラを作る旭化成のブランド名(商標)

つまり「キュプラ=素材名」「ベンベルグ=旭化成ブランドの名前」という関係です。緑茶でいうところの「お茶(キュプラ)」と「特定メーカーの銘柄(ベンベルグ)」のようなイメージですね。よく似た再生繊維に「レーヨン」がありますが、キュプラのほうが繊維が細くてなめらか、と覚えておくと違いがわかりやすいです。

原料は綿花の「コットンリンター」

ベンベルグの原料は、意外にも綿花からとれる「コットンリンター」というもの。これは綿花の種のまわりに生えている短いうぶ毛の部分で、綿実油(食用油)をしぼったあとに出る副産物です。ふだんはあまり使われない部分を有効活用して糸にしているんですね。しかも使い終わったベンベルグは土に還る(生分解する)性質があり、環境にやさしいサステナブルな素材としても注目されています。

項目内容
原料コットンリンター(綿花の種のうぶ毛)
由来綿実油をしぼった時の副産物を再利用
環境面土に埋めると生分解する(地球にやさしい)

ベンベルグの特徴とメリット

ベンベルグがなぜこれほど愛されているのか、その理由は着心地を左右するいくつかの特徴にあります。旭化成公式の情報をもとに、うれしいポイントをまとめました。

特徴どんないいことがある?
断面が真円でなめらかすべりがよく、重ね着してもごわつかない。肌にやさしい
吸放湿性が高い汗の湿気を吸って外に逃がす「呼吸する繊維」。ムレにくい
夏は涼しく冬はあたたか水分をコントロールするので一年中快適
静電気が起きにくいパチパチしにくく、ほこりや花粉も付きにくい
美しい光沢と発色深くきれいに染まり、上品な見た目に

汗ばむ季節のインナーにも、静電気が気になる冬のスカートの裏地にも向いている、まさに一年中頼れる素材というわけです。

ちわわん
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「呼吸する繊維」ってちょっと大げさかな?と思っていたのですが、湿気を吸って外へ逃がす仕組みだと知って納得。汗ばむ季節のインナーにぴったりですね。

「呼吸する繊維」と呼ばれる理由

人の体からは、1日にコップ4杯分(約600cc)もの汗が気体となって出ているといわれます。ベンベルグはこの目に見えない汗の湿気をすばやく吸い取り、外へ放出してくれます。この「吸って・はく」を繰り返す働きが、まるで呼吸しているようだということで「呼吸する繊維」と呼ばれているんです。水分率は約11%と、絹に匹敵する高さ。ポリエステルが約0.4%であることを考えると、その差は歴然です。

デメリット・注意点はある?

いいことづくめに見えるベンベルグですが、繊細な素材ゆえの注意点もあります。購入前に知っておくと安心です。

注意点ポイント
摩擦や水に弱いことがある洗濯表示を必ず確認。手洗いや洗濯ネット推奨の製品も
縮み・シワが出ることがある陰干しがおすすめ。心配なら製品タグの指示に従う

繊細な分だけ、扱いには少し気を配ってあげたい素材です。とはいえ、洗濯表示どおりにお手入れすれば長く愛用できます。

ユニクロ「エアリズム」を支えるベンベルグ

ここが今回のいちばんの「へえ!」ポイント。ユニクロの大人気インナー「エアリズム」の一部に、この旭化成のベンベルグが使われているんです。

きっかけは2006年。旭化成が、ベンベルグと東レのナイロンを組み合わせた糸をユニクロに提案したことから、共同開発がスタートしました。「肌着は綿」という当時の常識にとらわれず、ユニクロがこのなめらかな糸に可能性を感じたことで、新しいインナーが生まれていったそうです。ベンベルグの「呼吸する」機能が、あのサラッとした着心地を陰で支えているんですね。

エアリズムに使われているのは「女性向けの一部」

ここは正確にお伝えしたい大切なポイントです。エアリズムといっても、すべての商品にベンベルグが使われているわけではありません。

エアリズムの種類主な素材
ウィメンズ(女性向けの一部)旭化成のベンベルグ+東レのナイロン
メンズ(男性向け)東レのマイクロポリエステル(ベンベルグは不使用)

もともと女性向けとして開発された系統にベンベルグが採用されており、男性向けのエアリズムはポリエステル素材です。「エアリズム=すべてベンベルグ」ではないので、ここは覚えておくと物知りになれます。

ちわわん
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エアリズムは全部ベンベルグで作られているのではなく、正確には女性向けの一部なんです。

なぜ高級スーツの裏地にも使われるのか

ベンベルグは「最高級の裏地」の代名詞ともいわれ、スーツの袖裏などに多く使われています。理由は、すべりがよくて脱ぎ着しやすく、静電気でまとわりつかず、湿気もこもりにくいから。この「スーツの裏地で湿気を逃がす」優秀さに注目したことが、エアリズム開発のヒントになったのだそうです。旦那さんやご自身のジャケットの裏地、一度チェックしてみると発見があるかもしれません。

なぜ世界で日本(宮崎・延岡)だけが作れるのか

ベンベルグは、世界で旭化成の宮崎県延岡市の工場だけが作っています。かつては海外にも作るメーカーがありましたが、製造と品質の安定化がとても難しく、次々と撤退。今では旭化成が世界唯一の生産者になりました。

延岡工場が作り続けられる背景には、製造時に出る液を再び原料としてリサイクルする独自の「回収技術」など、長年培ってきた高い技術力があります。旭化成の創業の地でもある延岡で、地域とともに歩みながら守られてきた素材なんですね。カンブリア宮殿の今回のテーマである「宮崎発・オンリーワン」を、まさに体現している存在といえます。

ポイント内容
生産地宮崎県延岡市(世界で唯一)
操業開始1931年
世界唯一の理由製造・品質管理が難しく他社が撤退。独自の回収技術で継続

【カンブリア宮殿に出演】旭化成・工藤幸四郎社長とは

今回の番組にゲストとして登場するのが、旭化成の社長・工藤幸四郎(くどう こうしろう)さんです。せっかくなので、どんな方なのか簡単にご紹介します。

工藤幸四郎社長の経歴・プロフィール

項目内容
生年1959年6月5日生まれ
出身宮崎県延岡市
学歴宮崎県立延岡高校 → 慶應義塾大学法学部卒
入社1982年に旭化成へ入社(生え抜き)
社長就任2022年4月
異名「不死身のアイデアマン」

慶應大を卒業してそのまま旭化成に入った生え抜きの社長で、業績不振からの立て直しを成し遂げた手腕から「不死身のアイデアマン」とも呼ばれています。

繊維部門出身の社長とベンベルグのつながり

実は工藤社長、キャリアの中で繊維部門を歩んできた方でもあります。ベンベルグはまさに繊維の素材ですから、社長自身の歩みとも深くつながっているんですね。しかも生まれ育ちは、ベンベルグの生産地と同じ宮崎県延岡市。地元の地で世界に一つだけの素材を守り続ける会社を、地元出身の社長が率いている――そう思うと、番組がぐっと味わい深く見られそうです。

ちわわん
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社長さんの地元と、世界でここだけの工場がある場所が同じ延岡だなんて、なんだかドラマみたいですよね。

カンブリア宮殿で紹介された旭化成のすごさ

今回の放送では、ベンベルグ以外にも旭化成の「意外なすごさ」がたくさん登場しそうです。

分野主な製品・特徴
キッチン用品サランラップ®、ジップロック®、クックパー®
繊維ベンベルグ®(エアリズムの素材)
電子部品高音質オーディオ半導体「ベルベットサウンド」
そのほか住宅(ヘーベルハウス)、医薬品、電池部材など幅広く展開

サランラップからオーディオの心臓部まで手がける、まさに「多角化経営」の会社。売上は3兆円を超えるといわれます。放送日は2026年9月3日(木)、社長・工藤幸四郎さんがゲストです。番組を見逃した場合は、TVerやテレ東BIZの配信もチェックしてみてください。

まとめ:ベンベルグは旭化成が世界に誇る素材

最後に、この記事のポイントを振り返ります。ベンベルグは旭化成の繊維ブランドで、素材名はキュプラ。世界で宮崎県延岡市の工場だけが作る希少な素材で、なめらかな肌触りと「呼吸する」快適さが魅力です。ユニクロ エアリズムの女性向けの一部にも使われ、私たちの毎日の心地よさを陰で支えてくれています。

サランラップの会社が、着心地のいいインナーの素材まで作っている――そんな旭化成の奥深さを知ると、カンブリア宮殿の放送がもっと楽しみになりますね。

ちわわん
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何気なく着ているインナーの裏側に、宮崎の工場と長い歴史が詰まっているなんて。身近なものの「知らなかった一面」に出会えるのが、この番組の醍醐味だなと改めて感じました。

※本記事は旭化成公式サイト、ユニクロ公式情報などをもとに作成しています。製品の素材やお手入れ方法は商品によって異なる場合がありますので、購入時は各製品の表示をご確認ください。放送内容は変更される可能性があります。

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