大ヒットドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』の中で、主人公の乃木憂助(堺雅人)を差し置いてグッズ化までされた、まさかの人気者。それが「ドラム」です。にっこり笑顔とつぶらな瞳で「かわいい」と大人気になった一方、やることは超一流のエージェント。しかも決めゼリフは「チョー、危険!チョー、危険! 」ときたら、気にならないわけがありませんよね。
この記事では、ドラムのかわいい魅力から有能すぎるエージェントぶり、話題になった「声」の秘密、そしてスピンオフで明らかになる「生い立ち」まで、ドラムのすべてをぎゅっとまとめてご紹介します。

ドラムの笑顔とうなづく仕草が可愛すぎて、緊張感のあるドラマの中でもホッとするんだよね。
VIVANTのドラムとは?ドラムの基本プロフィールをおさらい
ドラムは、中央アジアの架空の国「バルカ共和国」出身。阿部寛さん演じる公安警察・野崎守の相棒として活躍するキャラクターです。特徴的なのは、自分では言葉を発しないこと。日本語は理解しているのですが、会話はもっぱらスマホの音声アプリを使って行います。この独特のスタイルが、ドラムの人気に火をつけました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ドラム |
| 出身 | バルカ共和国 |
| 役どころ | 野崎守(阿部寛)の相棒 |
| 演じた人 | 富栄ドラム |
| 声(音声アプリ) | 林原めぐみ |
見た目のかわいらしさとは裏腹に、偵察や逃走の手配などはお手のもの。野崎の指示を受けて、さまざまな危険な任務をこなしていきます。

ドラムの動きは素早くないのに、なぜか手際が良くてめっちゃ有能なエージェントなの。可愛い見た目とのギャップがまたいい!
「かわいい」と話題!ドラムの愛され仕草
ドラムがここまで愛された一番の理由は、なんといってもその「かわいさ」です。いつもニコニコしていて、音声アプリ越しののんびりした話し方も、どこか癒される雰囲気があります。
特に語り草になっているのが、第8話のワンシーン。少女ジャミーンの退院後、野崎に「家来るか」と声をかけられたドラムが、パッと表情を輝かせて嬉しそうに何度もうなずくのです。この場面は放送直後から「可愛すぎる」と大反響でした。緊迫したスパイものの中に、こうしたほっと和む瞬間があるのがVIVANTの魅力でもあり、その中心にいたのがドラムだったんです。

私はドラムのLINEスタンプ買っちゃいました!
かわいいのに有能すぎ!エージェントとしての実力
かわいいだけじゃないのがドラムのすごいところ。実は諜報員としての腕前は一級品なんです。
たとえば第1話では、追い詰められた野崎たちを助けるためにワンボックスカーで颯爽と登場。第2話では国境の警備状況をしっかり把握し、脱出をサポートします。極めつきは第7話。飛行機の揺れをうまく利用して、乃木のかかとにこっそり発信機を仕込んでしまうという離れ業まで見せてくれます。
こうして並べてみると、あのかわいい笑顔の裏で、とんでもなく冷静で優秀な仕事をしているのがよく分かります。このギャップこそ、ドラムが「かわいいのに有能すぎ」と言われるゆえんなのです。
ドラムの名ゼリフ「超危険!超危険!」とは
ドラムを語るうえで外せないのが、印象的な決めゼリフの数々です。中でも有名なのが「超危険!超危険!」。音声アプリから繰り返し流れるこのセリフは、多くの視聴者の記憶に残りました。
タイトルで「超危険なドラム?」と書きましたが、これはドラム自身が危険人物という意味ではなく(ここ大事です)、彼のこの名ゼリフから取ったもの。危険な状況をコミカルに知らせてくれる、ドラムらしい愛嬌たっぷりのフレーズなんです。ちなみにTBSの公式もこのセリフを気に入っているようで、ドラムのキャラクタームービーのタイトルに「超危険!超危険!」を使っているほど。それだけ愛されたセリフということですね。
ドラムの「声」は誰?声優・林原めぐみだった
放送当時、大きな話題になったのが「ドラムの声、聞き覚えがある…!」という声。それもそのはず、音声アプリの日本語ボイスを担当していたのは、超がつくベテラン声優・林原めぐみさんだったのです。
林原さんといえば、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ、『ポケットモンスター』のムサシ、『名探偵コナン』の灰原哀など、誰もが知る人気キャラクターを数多く演じてきたレジェンド。そんな大物が、あのゆるくてかわいい音声アプリの声だと知って驚いた人も多かったはずです。
実はもともと「話す設定」だった?制作の裏話
意外なことに、ドラムは当初「自分の声でしゃべる設定」だったそうです。それがなぜ音声アプリのスタイルになったのか。伝えられているところによると、演じる富栄ドラムさんが俳優としての経験が浅く、演技面での不安があったことなどから、あえて言葉を発しない設定に変更されたのだとか。さらに『VIVANT』の世界進出も見据えて、世界的なアニメで活躍する林原さんが起用されたと言われています。制作側の工夫が、結果的にドラムという唯一無二の人気キャラを生んだわけですね。
ドラムの生い立ちに迫る──スピンオフ「THE ORIGIN STORY」
謎の多いドラムですが、その「生い立ち」を描いたスピンオフ作品「ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―」がU-NEXTで配信されました。全4話構成で、ドラムのルーツに迫る完全オリジナルストーリーです。

⚠️ ここから軽くネタバレを含みます
物語で描かれるのは、ドラムの少年時代。実はこの頃、ドラムはまだ「マディ」という名前で暮らしていました。母・アミーラとともに、大富豪クルバノフ家に引っ越してきたマディは、義理の父ダビド、そして同い年くらいの義理の弟(この子の名前が「ドラム」)と新しい生活を始めます。頭のいいマディは、勉強で苦戦する義弟ドラムをあの手この手でサポートし、二人は本当の兄弟のように仲を深めていく――という展開です。カンニング作戦あり、下剤入りクッキーありのコミカルな場面もありつつ、財閥の跡取り争いの緊張感も漂う物語になっています。
本編のドラムがなぜ言葉を発さなくなったのか、その核心につながる部分は、ぜひ作品で見届けてほしいところ。あのかわいいドラムに、こんな過去があったのかと胸が熱くなる内容です。
ドラムを演じるのは元力士・富栄(とみさかえ)ドラム
ドラムを演じたのは、俳優の富栄ドラム(とみさかえ・ドラム)さん。実はこの方、かなり異色の経歴の持ち主なんです。
本名は冨田龍太郎さんで、1992年4月11日生まれ、兵庫県神戸市北区のご出身。なんと元大相撲力士で、伊勢ヶ濱部屋に所属し、四股名は「富栄」、最高位は東幕下6枚目でした。2021年に相撲を引退したあとはYouTuberとして活動し、そこから俳優の道へ。『VIVANT』のオーディションに参加したことが転機となり、役名の「ドラム」をそのまま芸名に取り入れてしまったというユニークなエピソードもあります。
特技はバク転とラップで、120kg超の体でバク転を連続で決める動画は必見。演技はほぼ未経験だったため、自分が出ないシーンの撮影にも立ち会って勉強を重ねたそうです。その努力が実を結び、第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では「ザテレビジョン賞」を受賞。まさにシンデレラストーリーですね。
ドラムは続編(シーズン2)でどうなる?
大人気キャラのドラムは、2026年から放送される『VIVANT』の続編(シーズン2)にも登場します。本編では明かされなかった正体や、野崎とどう出会ったのかといった謎が、続編でどこまで描かれるのか、ファンの期待が高まっています。スピンオフで生い立ちの一端が見えてきただけに、続編での活躍からますます目が離せません。
なお、放送日程や配信情報は変更される場合があるので、最新情報はTBS公式サイトなどでご確認くださいね。
まとめ|かわいくて有能で、「チョー危険!」なドラムの魅力
最後にドラムについてまとめてみます。
Q. ドラムの声は誰が担当しているの?
音声アプリの日本語ボイスは、声優の林原めぐみさんが担当しています。綾波レイやムサシ、灰原哀などで知られる大ベテランです。
Q. ドラムはなぜ話さないの?
作中で明確な理由は語られていませんが、制作の裏話として、演者の演技経験や世界進出を見据えた事情から、あえて音声アプリを使う設定になったと言われています。生い立ちに関わる部分はスピンオフで描かれています。
Q.「超危険」ってどのセリフのこと?
ドラムが音声アプリで繰り返す「超危険!超危険!」という決めゼリフです。TBS公式のキャラクタームービーのタイトルにも使われた、ドラムを象徴する人気フレーズです。
Q. ドラムを演じているのはどんな人?
元大相撲力士で、現在は俳優・YouTuberの富栄ドラムさんです。本名は冨田龍太郎さん。バク転やラップが特技で、ドラマアカデミー賞も受賞しています。
『VIVANT』のドラムは、かわいさと有能さのギャップ、林原めぐみさんによる愛らしい声、そして切ない生い立ちと、魅力がぎゅっと詰まったキャラクターです。「超危険!」の名ゼリフとともに、多くの人の心をつかんだのも納得ですね。まだドラムの活躍を見ていない方は、ぜひ本編とスピンオフをチェックしてみてください。続編でのさらなる活躍も楽しみに待ちましょう。


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