【アナザースカイ】振付師TAKAHIRO(上野隆博)は何者?マドンナや櫻坂(欅坂)を魅了したダンスの実力とは?

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日本を代表する振付師であり、世界的ダンサーのTAKAHIRO(上野隆博)さん。マドンナが認めた才能、そして櫻坂46(欅坂46)の快進撃を支える「魂の振付」の原点は、NYにありました。しかし、今回の『アナザースカイ』で旅先にえらんだのは沖縄の「石垣島」です。

かつてハーレムの街角で、独り、鏡代わりにショーウィンドウを見つめて踊っていた青年、あれから20年以上の時を経て、なぜ彼は日本の南端にある石垣島へ向かったのでしょうか?

そこには、「18歳で出会ったダンスの衝撃」「内定を捨てて挑んだNYでの暮らし」「欅坂46メンバーと流した涙」、、そのすべてを経験した今のTAKAHIROさんだからこそ語れるものがあるはずです。

この記事では、どうしてTAKAHIROさんは、内定を蹴ってアメリカに渡ったのか、マドンナ・欅坂46とのエピソードについて深堀りしてみました。

TAKAHIROさんのプロフィール・経歴

TAKAHIROさんのダンスは、表情豊かでダイナミックな動きが特徴で、あのマドンナのバックダンサーとしてワールドツアーに参加していました。

TAKAHIROさんのプロフィール

本名上野隆博(うえの たかひろ)
生年月日1981年9月4日(現在44歳)
出身地東京都
身長170㎝
学歴玉川大学文学部卒業

🏆主な経歴・実績

・2004年 単身渡米。NYを拠点に活動開始。
・2006年 NY・アポロシアターアマチュアナイト」にて、番組史上最高記録となる9大会
       連続優勝を果たし、全米放送のTV番組で「SHOEMAN OF THE YEAR」を受賞。
・2007年 ニューズウィーク誌の「世界が尊敬する日本人100人」に選出。
・2009年 マドンナのワールドツアー「Sticky&Sweet Tour」の専属ダンサーに抜擢(日本
       人初)
・2016年~欅坂46(現櫻坂46)のデビューから振付を担当。

現在は大阪芸術大学の客員教授や、東京ダンス・俳優&舞台芸術専門学校(DA TOKYO)の学校長を務め、後進の育成に力をいれています。

びっくりするのが、「20mムーンウォーク最速」でギネス世界記録の保持者なんです!

18歳から「独学」でスタート。

「超」がつくほどの遅咲き

今でこそ世界の頂点を極めたTAKAHIROさんですが、ダンスを始めたのは18歳。きっかけは、高校時代に見た風見しんご氏の「涙のtake a chance」や、家族旅行で見たパントマイムでした。深夜のダンス番組を録画し、ひたすらマネをしていました。スタートは、プロの世界では「超」がつくほどの遅咲きでした。

内定を捨て片道切符で渡米

大学入学後は、毎日ダンスをするようになり、仲間もできました。卒業間近になると、自分の夢、やりたいことは一体なんだろうとモヤモヤします。大学卒業後、一度内定は得ていたものの「ダンスで生きていく」と決意し辞退。23歳の時に排水の陣でニューヨークへ渡りました。最強のダンスコンテストがアポロシアターにあることを知り、それまでやってきたことをすべてぶつけてみようとしました。

鏡は閉店後の「ショーウィンドウ」

渡米後は、ダンスを練習するスタジオ代が払えず、夜の街の窓ガラスに映る自分を見ながら朝まで踊り続けました。「人より遅く始めたからこそ、人の数倍やらなければならない」この時の焦燥感と情熱が、のちにニューヨークでの数々の伝説を作る「圧倒的な練習量」の源泉となったのです。

マドンナを魅了した実力とは?

2009年、TAKAHIROさんの運命を変える「奇跡」が起きます。マドンナのワールドツアー・オーディションが開催されました。世界中から数千人のトップダンサーが集まりました。そのなかでTAKAHIROさんは異彩を放っていたのです。

オーディションで個性を爆発

当時、最終選考まで残ったTAKAHIROさんに、マドンナ本人が「あなた、名前は?何ができるの?」と直接問いかけたといいます。彼はそこで単なるダンスステップではなく、日本の「空手」の動きを取り入れた、キレのある独創的なパフォーマンスを披露。その瞬間、マドンナは「彼が必要なの!」と指名。日本人で唯一、マドンナの専属ダンサーとして世界を回る切符を掴み取ったのです。

マドンナから学んだ「表現者」としての覚悟

TAKAHIROさんが、マドンナから学んだは、完璧な技術よりも、「自分は何者なのかを表現すること」。その教えはその後のTAKAHIROさんのダンス人生に大きく影響しています。

欅坂46との絆:『サイレントマジョリティー』『不協和音』

TAKAHIROさんが日本で一躍有名になったのは、欅坂46の『サイレントマジョリティー』の振付です。いわゆる「アイドルダンス」の概念を覆したことで社会現象になりました。

「まるで軍隊」

それまでの女性アイドルといえば、笑顔で可愛らしく踊るのが主流でした。しかし、TAKAHIROさんは彼女たちに「笑顔を封印」させ、一糸乱れぬ「軍隊のような行進(マーチ)」を取り入れました。全員が同じ歩幅で前進する姿は、抑圧された社会への抵抗をかんじさせ、一瞬で視聴者の目をくぎ付けにしました。

「モーセの十戒」を彷彿させる演出

サビ前で、センターの平手友梨奈さんが歩き出すと、左右にメンバーが割れて「道」ができる演出。これは「モーセの十戒」を彷彿させると話題になりました。これは単なるフォーメーション移動ではなく、「自分の道は自分で切り拓く」という歌詞のメッセージを視覚化したものです。この演出が、歌詞の説得力を何倍にも跳ね上げました。

メンバーの「心」を爆発させる指導法

TAKAHIROさんの指導は、ダンスのステップを教える前に「歌詞の解釈」を徹底的に話し合うことから始まるといわれています。『不協和音』では、あの「僕は嫌だ!」という叫び。TAKAHIROさんはメンバーに対し、「きれいに踊る必要はない。自分の人生の中で一番納得がいかなかったこと、一番腹が立ったことを思い出して、それをぶつけてくれ」と指導しました。単なるパフォーマンスで終わらせるのではなく、メンバーの心にある不協和音を爆発させたのです。

まとめ

TAKAHIROさんは独学でダンスをはじめ、アメリカで学んだヒップホップなどを融合させた独自のダンススタイルを作りあげました。「歌詞の言葉一つひとつを身体で翻訳する」というそのスタイルは、単なるダンスの枠を超え、「物語を伝える表現」として高く評価されています。

最強のダンスコンテストにダンス人生をぶつけるために、単身渡米し、ひたすら踊り続けた思い出の地を「アナザースカイ」ではどんなふうに巡るのでしょうか。彼が今まで走り続けてこれた理由がこの番組を見ることで納得できるかもしれません!

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