尾碕真花(いちか)演じるシンママはなぜネグレクトに?!児相は誰の味方?【明日はもっといい日になる】

尾碕真花(おさきいちか)さんが、ドラマ「明日はもっといい日になる」に出演中です

可愛らしさを封印し、ネグレクトのシングルマザー役を演じ、

福原遥さん演じる児童相談所職員と絡んでいきます

まだ24歳の真花さんには難しい役どころですよね

真花さんはトレードマークのショートヘアを明るく染めてこの役に挑んでいます

はじめ見た時には、誰かわからなかったくらいです!

ところで、ドラマ「明日はもっといい日になる」はご覧になったことがありますか?

真花さん演じるシンママはなぜネグレクトするのか

福原さん演じる夏井が働く児童相談所ってどんなところなのかって

そんな疑問を持った方はいないでしょうか?

私はそんな疑問を持ってしまったので、調べてみることにしました!

この記事でわかること
☝️尾崎真花(おさきいちか)さんのプロフィール
☝️「明日はもっといいに日になる」はどんなドラマ?
☝️尾崎真花演じるシンママはなぜネグレクトに?
☝️児相(児童相談所)ってどんなところ?誰の味方なの?

尾碕真花(おさきいちか)さんのプロフィール

名前尾碕真花(おさきいちか)
生年月日2000年12月2日生まれ 24歳
出身高知県
身長167㎝
学歴堀越高等学校

尾崎真花さんは、上戸彩さんに憧れて2012年『全日本国民的美少女コンテスト』に出場

審査員特別賞を受賞して芸能界デビュー

2019年放送のスーパー戦隊シリーズ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』に出演

朝ドラ『虎に翼』で一躍有名になりました

主演ドラマ『シンデレラ クロゼット』が現在放送中です

今年で24歳の真花さんですが、芸歴13年になるんですね。

まだまだ可愛らしさが溢れる24歳の真花さんが、イケイケのシンママとはかなりの挑戦ですよね

そんな真花さんは、仕事で疲れた時に、ビールを飲みながら音楽を熱唱するのが好きだそうです

特に瓶ビールが好きだそうで、ストックを10本切れないようにしているそうです

「明日はもっといい日になる」はどんなドラマ?

ドラマの主人公は、福原遥さん演じる夏井翼が刑事から児童相談所へ出向するところから始まります

児童相談所で夏井は、先輩職員の林遣都さん演じる蔵田総介のもとで

様々な事情を持った家庭の支援に入っていきます

そこで出会うのが、尾崎真花さん演じるシングルマザーの安西夢乃です。

ある時、スーパーで万引きをする少年を児童相談所が保護します。

少年の身なりは汚れていて髪はボサボサです

その少年は夢乃の息子の長男でした。

実は、弟のために食べ物を万引きしていたのです。

弟も自宅で衰弱していたところを児童相談所に保護されました。

けれども、母親の夢乃本人には、ネグレクト(育児放棄)の自覚がありません。

むしろ、児童相談所に対して、「誘拐だ」と訴えるのです。

夢乃は一見、やさぐれた感じで強く見えますが、夢乃を取り巻く課題がこれから見えてきそうです。

今後、夏井や蔵田が、この夢乃とどう対峙していくのかが、見どころとなりそうです。

尾崎真花演じるシンママはなぜネグレクトに?

尾崎真花さん演じる夢乃は、果たして悪い母親なのでしょうか?

確かに、適切な子育てができているとは言えませんよね。

そもそもネグレクトとは一体なんでしょうか?

ネグレクト(育児放棄)とは?

ネグレクトとは、簡単に言うと「保護者が育児(養護)を放棄する」ことです。
正確には、「こども虐待防止 オレンジリボン運動」のHPにありますので、参考にしてください。

「ネグレクト」

ネグレクトは、保護の怠慢、養育の放棄・拒否などと訳されています。保護者が、子どもを家に残して外出する、食事を与えない、衣服を着替えさせない、登校禁止にして家に閉じこめる、無視して子どもの情緒的な欲求に応えない、遺棄するなどを指し、育児知識が不足していてミルクの量が不適切だったり、パチンコに熱中して子どもを自動車内に放置する、なども入ります。乳幼児や年齢の低い子どもに起こりやすく、安全や健康への配慮が著しく欠けたために、子どもが死に至るケースもあります。病気なのに病院に連れて行かない、医療ネグレクトも存在します。         

                引用元  こども虐待防止 オレンジリボン運動 HP

ドラマの夢乃が、子供に食事を与えない、衣服を着替えさせないなどの行為が

「ネグレクト」に当てはまっていることがわかります。

ネグレクトは本当にあるのか?

ネグレクトがある背景には、保護者がさまざまな問題を抱えていることが多いようです

保護者に養育能力がなかったり、精神障害を抱えていたり、経済的困難を抱えていたりとさまざまです

そして厄介なのが、保護者自身がが「ネグレクトしています」、といってどこかに相談にしたり、

医療機関にかかることはほとんどないようです。

もちろん子どもが自ら訴えることは、親を批判することにもなり、かなり難しくなります

誰かが気づいて通告しないと援助が始まらないことが現実のようです。

厚生労働省が発表している 令和5年度中に児童相談所が対応した養護相談のうち

児童虐待相談の対応件数は225,509 件で、前年度に比べ 10,666 件(5.0%)増加。

そのうち 保護の怠慢・拒否(ネグレクト)は、 36,465 件で、16.2%を占めています。

現実にも起きていることがわかります。

児相(児童相談所)は誰の味方?

虐待の相談を受けている児童相談所って、どんなところなんでしょうか?

ドラマでは、福原遥さんや林遣都さんが児童福祉司として

家庭の支援に奔走しています

児童相談所ってなに?

児童相談所は、児童福祉法に基づいて設置される行政機関です。

原則18歳未満の子供に関する相談や通告によって、

子供本人・家族や学校の先生・地域など、子どもに関わるすべての人から受け付けています。

児童相談所は、すべての子供が心身ともに健やかに育ち、その持てる力を最大限に

発揮できるように家族等を援助し、ともに考え、問題を解決していく専門の相談機関です

基本的には、子どもが健やかに養育されるように援助してくれる機関なんですね。児童

児童相談所の機能

児童相談所には、4つの基本的機能があるといわれています

① 市町村援助機能

市町村による児童家庭相談への対応について、市町村相互間の連絡調整、市町村に対する情報の提供その他必要な援助を行う機能

② 相談機能

子どもに関する家庭その他からの相談のうち、専門的な知識及び技術を必要とするものについて、必要に応じて子どもの家庭、地域状況、生活歴や発達、性格、行動等について専門的な角度から総合的に調査、診断、判定(総合診断)し、それに基づいて援助指針を定め、自ら又は関係機関等を活用し一貫した子どもの援助を行う機能

③ 一時保護機能

必要に応じて子どもを家庭から離して一時保護する機能

④ 措置機能

子ども又はその保護者を児童福祉司、児童委員等に指導させたり、

子どもを児童福祉施設、指定医療機関に入所させる、又は里親に委託する等の機能

また、親権者の親権喪失宣告の請求、未成年後見人選任及び解任の請求を家庭裁判所に対して

行うことができます。

子供を守るために、いろいろな機能を持っているところなんですね。

どんな人達がいるの?

  • 主に所長の他に、児童福祉司、児童心理士、医師、保健師などが配置されています
  • それぞれが、スペシャリストとして、各市町村で受ける子育て相談に対して助言もしています。

ただ、職員の業務は心理的疲弊が大きいことは予想でき、離職率が高いのかもしれません。

児童相談所は誰の味方?

児童相談所は、子どもの利益を最善の利益として守ることを掲げています。

すべての子どもの味方と言えます

親にとってはどうかと言えば、専門的な子育て相談に応じるところでもあり、

親子関係を修復するためのプログラムを実施しているところでもあります

子どもが健やかに過ごせるように家庭を丸ごと支援しているところとも言えます

なので、「子どもを健やかに養育してきたい」と考えるすべての人にとって味方であると感じます

まとめ

尾崎真花さん演じるシンママは、自覚なくネグレクトしていますが、実は、夢乃自身も

適切に養育された経験がないのかもしれません。

そんなことを考えさせてくれるドラマではないでしょうか。

今後も「明日はもっといい日になる」の放送を楽しみに、

夢乃親子がどうなっていくのか、

福原遥さん演じる夏井さんがどう成長していくのかが、とても楽しみです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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