ジャングリア沖縄のジェシックパークみたいに恐竜が出てくるCMをご覧になったことはありますか?
ジャングリア沖縄は、USJをV字回復させたあの最強のマーケター森岡毅さんが手掛ける
沖縄の新しいテーマパークなんです!
森岡毅さんと言えば、USJをV字回復させた「テーマパーク再生の請負人」です
森岡さんがCEOと務める株式会社刀が手掛けるジャングリアは、
これまで沖縄にも、どこにもない大自然体験型の全く新しいテーマパークです
森岡さんたちがジャングリア開業までの3年間の軌跡が「ガイヤの夜明け」で放送されるんです
そこであらためて、森岡さんが再生人と呼ばれる理由やジャングリア沖縄や株式会社刀について
気になったので、まとめてみることにしました。
もし興味がありましたら、ぜひ最後までお付き合いください!
この記事でわかること
☝️テーマパーク再生請負人 森岡毅さんはどんな人?
☝️奇跡のV字回復:USJを救った森岡さんの伝説
☝️次なる挑戦:ジャングリア沖縄とは
☝️株式会社刀の社名の意味とは
テーマパーク再生請負人 : 森岡毅さんはどんな人?(プロフィール)
名前 | 森岡毅(もりおかつよし) |
生年月日 | 1972年10月12日 (52歳) |
出身地 | 福岡県北九州市生まれ |
学歴 | 神戸大学経営学部卒業 |
職業 | マーケター、実業家 株式会社刀 代表取締役兼CEO |
森岡さんは、大学卒業後P&Gジャパン・マーケティング本部に就職。
ヘアケアブランドのブランドマネージャーを経て、アメリカにあるP&G本社へ移籍。
その抜群の実力を買われてUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)にヘッドハントされました。
奇跡のV字回復:USJを救った森岡さんの伝説
USJのコンセプトはもともと、「映画好きの大人が楽しめるテーマパーク」でした。
そのコンセプトが、狭い関西市場に限定し、「映画好き」かつ「大人」というターゲットに絞られていました
当初のUSJは子供の来場をほとんど想定しておらず、ほとんどのアトラクションには身長制限がありました
その結果、「USJは小さな子供連れでは遊べない」という消費者意識が根付いてしまったのです
USJの2001年の開業当時は入場者数が1000万人と順調でした
しかし、2010年に約750万人と右肩下がりが続き、厳しい状況となりました。
そこで、P&Gでマーケティングを担当していた森岡毅さんを迎え入れたのです。
森岡さんは、実際に子供を連れてUSJを訪れた時に際に、
「あらゆる世代が訪れることのできる、エンターテイメントのセレクトショップ」へと
方向転換させることが大事だと気付いたそうです
その後入場者数は、2016年に1460万を記録し、V字回復を遂げたのです。
どうやって森岡さんがUSJを再生していったのかその伝説を紹介します!
伝説 その1
ユニバーサルワンダーランドの開設し、ファミリー層を取り戻す
スヌーピーやセサミストリート、ハローキティなどの人気キャアラクターを集約し
子ども向けの機能と親向けの洗練されたデザインを両立させ、徹底的に体験価値を高めました
伝説 その2
ハリー・ポッターエリアの導入し、関西県外からの集客に成功
世界的な知名度と高い集客力を持つコンテンツを導入することで
全国から、さらに海外からの集客を増加させました
伝説 その3
ハロウィン・ホラー・ナイト の導入
設備投資を抑えつつ、スタッフがゾンビに扮してパーク内を徘徊するイベントを企画
「ストレスを溜め込みやすい」「吐き出す環境が少ない」という日本人のニーズを捉え、パーク内で発散できる環境を生み出しました
その他、既存コンテンツのテコ入れをし、多くのファン層を取り込みことに成功しました
森岡さんは、USJを関西地区のテーマパークから、全国区ブランドのテーマパークへと変貌させたのです
森岡さんの次なる挑戦:ジャングリア沖縄とは
ジャングリア沖縄は、東京や大阪にあるテーマパークとは全く違う
沖縄の自然と地形を生かした体験型テーマパークです
パークは、沖縄の抜けるような高い青空と南国のエキゾチックな植物に覆われ、
視界は全部大自然に切り取られるそうです
体験の質へのこだわり
森岡さんが率いる株式会社刀が主導とする「ジャングリア沖縄」は、
体験の質にこだわりをもっています
単にアトラクションを並べるのではなく、沖縄の豊かな自然環境を最大限に生かし、
地元文化と最新テクノロジーを融合させた、五感を刺激する独自の体験を重視しています
沖縄の地形や自然環境を最大限に生かした独自のアトラクションや景観を設計し
「興奮」と「贅沢感」、「開放感」という本能的な欲求を満たすことを目指しているのです
単なるテーマパークじゃない「沖縄モデル」として国内外へ展開
森岡さんの戦略はジャングリア沖縄を「沖縄モデル」として
将来的にはアジア諸国など海外への多拠点展開を目指しています。
沖縄を日本の観光産業が変化する起点と位置づけ、テーマパークだけでなく
周辺の交通機関やホテル、商業施設の発展までを見据えた経済効果の波及を狙っています
地元地域との連携と人材育成を大事にし、
雇用創出だけでなく、地元沖縄の観光業の底上げと持続的な成長までを見据えているのです
沖縄の地域住民が「ジャングリアは自分たちのもの」という意識を持ってもらうことで、
事業の持続的な成長に繋がることを目指しています
単なる商業的なテーマパークでなく、地域住民や地域経済の起爆剤となり、
それが日本に伝染し、世界へ展開していくことを見据えているではないでしょうか。
株式会社刀の社名の意味とは
株式会社刀は、森岡さんがUSJの経営再建に成功し退社した後、2017年に設立しました
「森岡メソッド」とも呼べるマーケティングのノウハウをさらに展開し
多くの日本企業の再生や活性化に貢献することを目指しています
会社名の「刀」には、森岡さんの想いが込められています。
「刀」に込められた意味
一つは 日本企業の国際戦略上の「1つの武器」になりたい
日本のサムライにとって武器は刀だったように
現代の日本企業の武器は、マーケティング
会社が売りとするマーケティングを武器として使って欲しいという意味が込められています
もう一つは「ムダを削ぎ落とし、本当に企業がやるべき企業戦略を形にする」
ために必要な道具の象徴としての「刀」という意味が込められています
そして、チームメンバーの一人ひとりが持つ個性豊かで切れ味鋭い能力を
「名刀」に例えています
株式会社刀は、「マーケティングとエンターテイメントで日本を元気に」の大義を掲げ、
従来のマーケティング手法にとらわれない革新的なアプローチで企業の課題解決や地域経済の活性化を目指しているのです。
まとめ
☝️テーマパーク再生請負人と呼ばれる森岡毅さんは大学で経営を学び、ヘッドハントされた
☝️奇跡のV字回復:USJを救った森岡さんの伝説は、今までにない発想から生まれた
☝️次なる挑戦:ジャングリア沖縄とは、東京でも大阪でもない自然体験型のテーマパーク
☝️株式会社刀の社名には。森岡さんの日本の経済に対する想いが込められている
いかがでしたか?日本にこんなすごい方がいらっしゃるなんてびっくりです。
ジャングリア沖縄はしばらく話題となりそうですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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