絵本作家の鈴木のりたけさんといえば、「大ピンチずかん」の作者です。
鈴木さんを知らなくても、本屋さんでこの本を見かけたことがあるのではないでしょうか。
「大ピンチずかん」は、子どもたちの日常に寄り添い、ユーモラスな視点で描かれた作品です。
そのユニークな視点とクスッと笑える内容で、子どもの日常に潜む「ピンチ」を楽しく、
そして学び多きものへと変えてくれます。
鈴木さんが、7月22日に【徹子の部屋】に出演されるんです。
そこでどんなお話が聞けるのかが楽しみです。
今日は、そんな鈴木のりたけさん自身の子育てに対する思いや
「こどもも大ピンチ図鑑」がなぜこんなに愛されるのかなど
その秘密に迫りたいなと思います!
この記事でわかること
☝️鈴木のりたけさんのプロフィール
☝️鈴木のりたけさんの異色の職歴
☝️「こどもも大ピンチ図鑑」の魅力とは?
☝️鈴木のりたけさんの子育て:フリースクールという選択
☝️「こどもも大ピンチ図鑑」に込められたメッセージ
鈴木のりたけさんのプロフィール
名前 | 鈴木のりたけ |
生年月日 | 1975年7月(50歳) |
出身地 | 静岡県浜松市 |
学歴 | 一橋大学社会学部卒業 |
職業 | 絵本作家、イラストレーター |
鈴木さんは子どもの頃、少年ジャンプの漫画を真似して描いていたそうです。
中学時代はテニスに明け暮れ全国大会に行くほど練習漬けで、生徒会長もやっていたそうです
明るく、目立ちたがり屋だったといいます
高校は、県内1、2を争う進学校へ進んでいます。
高校では、変わった友人が多かったそうですが、
「頭のいいひとはおもしろい」ことを発見したそうです
また予備校の先生との出会いが鈴木さんの人生に大きく影響しています
学校より予備校では先生との距離が近く、悩みを相談したりアドバイスをくれたといいます
この時から、「オンリーワンになるような仕事、人がやっていないような仕事」を目指すようになったそうです
鈴木のりたけさんの異色の職歴
鈴木さんは大学卒業後、JR東海に総合職として入社。
研修では東海道新幹線の運転士も経験したそうです。
しかし、その仕事はやりたいことではなかったことから2年で退社しました。
それからグラフィックデザインを学び、デザイン会社に8年勤務しました
その後、「ケチャップマン」で絵本作家としてデビュー。
「ぼくのトイレ」で第17回日本絵本賞読者賞
「しごとば 東京スカイツリー」で第62回小学館児童出版文化賞を受賞
「大ピンチずかん」でだい13回リブロ絵本大賞・第15回MOE絵本屋さん大賞を受賞
鈴木さんの主な作品には
「ケチャップマン」
「しごとば」シリーズ
「ぼくの」シリーズ
「ゆうぐ」シリーズ
「こどもの大ピンチずかん」
など、多くの人気作品を書かれています。
鈴木さんの職歴は異色といえますが、逆にそれがあのユーモア溢れた作品の原点なのではないかと
思えてきます。
「大ピンチずかん」の魅力とは?
「大ピンチずかん」は、子どもが日常生活で直面するであろう様々な「ピンチ」の状況を
ユーモラスなイラストで解説で紹介しています。
例えば、「おしっこしたくなっちゃったけど、トイレが混んでいるピンチ」とか、
「友だちとぶつかっちゃったピンチ」など、子どもなら誰もが経験したことのあるような
シチュエーションが満載です。
この本のすごいところは、ただピンチを紹介するだけでなく、
そのピンチを「どう乗り切るか」というヒントが描かれている点です。
もちろん、真面目な解決方法だけでなく、
思わず「プッ」と吹き出してしまうようなユニークなものも盛り込まれています。
子どもたちが、楽しみながら問題解決能力や想像力を養うことができるのです!
鈴木のりたけさんの子育て:フリースクールという選択
鈴木さんにはお子さんが3人いらっしゃいます。
お子さん3人はフリースクールに通うわれているそうです。
初めは、長女さんが小学校入学してまもなく、「学校に行きたくない」と
言い出したことから始まりました。
このことがきっかけで、お子さんたちの学びの場について改めて考えるようになったそうです。
鈴木さんも最初のうちは、なんとか学校に行かせようと考えていたといいます。
しかし、試行錯誤の末、最終的に3人のお子さんをフリースクールへ通うという選択をされました。
この決断の背景には、鈴木さんが「子どもたちが楽しく生活することが大事」という
考えに至ったことがあるようです。
お子さんたちの意思を尊重し、従来の教育の枠にとらわれない学びの形を選んだことがうかがえます。
まさに、「大ピンチずかん」で多様な解決方法を教えてくれていることとリンクしますね。
「こどもも大ピンチ図鑑」に込められたメッセージ
鈴木さんが描く「大ピンチずかん」は、子どもの日常あるあるの場面をユーモラスに
表現しています。
そんなあるあるのピンチを乗り越えるためのヒントを教えてくれます。
これは、鈴木さん自身が子育ての中で、お子さんたちと直面する困難に対して、
どのように向き合い、乗り越えていくかを見守り、寄り添ってきた経験が
大きく反映されているのかもしれません。
子どもたちに「伝えたいこと」とは
鈴木さんの作品では、子どもたちに
「世の中には、色々な考え方や解決策があること」
「正解は一つではないこと」
を教えてくれています。
それはお子さんが「不登校」という経験をとおして、鈴木さん自身が再認識した
多様な学びの価値にもつながっていると感じられます。
鈴木さんの作品と、彼の子育てに対する姿勢は、
多くの親にとって、子どもたちの個性と向き合い、成長を見守り支えていくことの大切さを
教えてくれているのではないでしょうか。
まとめ
☝️鈴木のりたけさんは、テニスに没頭し、生徒会長をしていた
☝️鈴木のりたけさんの異色の職歴は、作品に活きている
☝️「こどもも大ピンチ図鑑」の魅力は、面白さだけではない!
☝️鈴木のりたけさんが、お子さんにフリースクールという選択をしたのは、学びの場について改めて
考えたから
☝️「大ピンチすかん」に込められたメッセージは、多様性や正解が一つとは限らないということ
鈴木のりたけさんの魅力、「こどもも大ピンチ図鑑」の魅力、子どもたちへのメッセージが
伝わったでしょうか?
鈴木さんのこれからの作品がとても楽しみです!
では、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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